ストレスと腰痛の関係 その4

今回はストレスと腰痛の関係のお話のまとめです。

腰痛を東洋医学的視点から考えたとき、ストレスが原因となる腰痛があり、特に「怒り」の感情が「肝」の仕事を狂わせ、体を流れる3つの物質「気」、「血」、「水」が滞り、それぞれ特徴のあるタイプに分けられるのでした。

前回のブログでご自分のタイプは確認していただけましたか?

せっかくですので簡単な解消法をご紹介します。

まずは運動。体を動かすのは大切です。激しい運動ではなく、ウォーキングやストレッチなど簡単にできる運動を日課にしてみてはいかがでしょう?

体を動かすと、「気」が巡りだし、「気」が動けばそれにより「血」や「水」も動くので様々な滞りが解消します。

あとはストレスを溜め込まないこと。溜め込むならお金にしましょう(笑)。

ご自分でストレス発散法がある方は問題ないですが、特に思い当たる発散法がない方は、滞っているものを吐き出すという意味で、一人カラオケ(感染防止の意味も込めて)や、お風呂で大きな声を出すことにより「気」が巡り、滞りが少しは解消すると思います。

いかがでしたか?ちなみにストレスは腰痛だけでなく、その他の部位の痛みにもこのメカニズムで説明できることが結構あります。

原因がわからない体の痛みのある方は一度東洋医学的な見方で見てみてはいかがでしょうか?