疲労回復に、吸い玉(カッピング)療法!

東洋医学の治療法の1つに吸い玉(カッピング)療法というのがあります。

エステでやっているところも多いので、ご存知のかたも多いかもしれません。

吸い玉(カッピング)療法は、身体にガラスやプラスチック製のカップをつけて中の空気を抜き、真空状態にすることで身体の中の老廃物を引き出して流す治療法です。身体の内部にアプローチするので自律神経や内臓にも効果的です。また、東洋医学的で瘀血と言われる血流が悪くなっているところを改善するので、術後は身体が軽くなりますよ♪

吸い玉(カッピング)療法の効果は、頑固なコリ 冷え症 血流改善 自律神経の調節 むくみ改善 痩身効果 美肌効果 などなど 特に女性には嬉しい効果がたくさんですね(o^^o)

患者様の症状によって 吸い玉(カッピング)療法ができない場合もございます。ご予約の際にご相談下さい。

当治療院は、患者様一人ひとりに合わせたオーダメイドな治療を行います。お身体でお悩みのことがありましたら 是非ご相談下さい。

ストレスと腰痛の関係 その4

今回はストレスと腰痛の関係のお話のまとめです。

腰痛を東洋医学的視点から考えたとき、ストレスが原因となる腰痛があり、特に「怒り」の感情が「肝」の仕事を狂わせ、体を流れる3つの物質「気」、「血」、「水」が滞り、それぞれ特徴のあるタイプに分けられるのでした。

前回のブログでご自分のタイプは確認していただけましたか?

せっかくですので簡単な解消法をご紹介します。

まずは運動。体を動かすのは大切です。激しい運動ではなく、ウォーキングやストレッチなど簡単にできる運動を日課にしてみてはいかがでしょう?

体を動かすと、「気」が巡りだし、「気」が動けばそれにより「血」や「水」も動くので様々な滞りが解消します。

あとはストレスを溜め込まないこと。溜め込むならお金にしましょう(笑)。

ご自分でストレス発散法がある方は問題ないですが、特に思い当たる発散法がない方は、滞っているものを吐き出すという意味で、一人カラオケ(感染防止の意味も込めて)や、お風呂で大きな声を出すことにより「気」が巡り、滞りが少しは解消すると思います。

いかがでしたか?ちなみにストレスは腰痛だけでなく、その他の部位の痛みにもこのメカニズムで説明できることが結構あります。

原因がわからない体の痛みのある方は一度東洋医学的な見方で見てみてはいかがでしょうか?

ストレスと腰痛の関係 その3

前回は「肝」の仕事がストレス(特に怒りの感情)によって狂わされ、気(エネルギー)、血(血液)、水の流れが悪くなってしまうのが原因というお話でした。

今回はこれら3つが滞った場合の特徴をお話します。

1、「気(エネルギー)」が滞る→張ったような痛み、動かした方が楽
2、「血(血液)」が滞る→刺すような(チクチクした)痛み、夜痛い
3、「水」が滞る→重だるい痛み、雨の日に悪化する

いかがですか?自分の腰痛のタイプに当てはまるものはありましたか?

1はあてはまるし3もあるなあ・・・というそこのあなた!

その場合は「気」だけではなく「水」も滞っていると考えられます。

このように、滞るのは1つだけでなく、2つも3つも滞ることもあります。

次回は完結編です。

ストレスと腰痛の関係 その2

前回、腰痛は原因がわからないことが多いけれど、東洋医学的に考えるといくつかの種類に分けられますよ!というお話しでした。

今回は東洋医学的メカニズムについて簡単にお話しします。

ストレスが影響しやすいのは「肝」という臓腑(西洋医学の内臓)です。
(ですので西洋医学の肝臓とは違います!)

この「肝」は、体の気(エネルギー)や血(血液)、水を体の隅々まで行きわたるように調節する仕事をしています。

ところがストレス、特に「怒り」の感情が芽生えると、「肝」が仕事を満足にできなくなってしまいます。

結果、気(エネルギー)や血(血液)、水という体の隅々まで行きわたらなければならないものの流れが「滞る」ことになります。

この「滞る」ことこそが体の様々な症状の原因なのですが・・・

引っ張りますが今回はここまで!

ストレスと腰痛の関係 その1

いきなりですが・・・

「腰、痛い方!」

「はい!」→私が元気よく手を挙げます(笑)

鍼灸院の来院目的の第1位と言っても過言ではない症状の「腰痛」。今このブログを読んでいただいている方の中にも腰をさすりながら読んでいる方、いらっしゃいませんか?

実は腰痛の中でも、原因がハッキリ分かるもの(ヘルニアなど)は全腰痛のわずか15%ほどしかないと言われています。

そんな原因不明の腰痛も、東洋医学の考え方からすると原因がいくつかに分けることができます。

その中の一つが「ストレス」です。

次回はそのメカニズムをできるだけわかりやすく書いていきます。

ストレスのツボ

最近、ストレス感じてますか?よく私が問診で聞く質問です。

「普段から自分は怒りっぽくて」・・・と話してくれる方はもちろんいらっしゃいます。

そして、「全然感じてないですよ」という方もいらっしゃいます。

ストレスは様々な病気の大元というのは皆さんもご存知だと思います。

鍼灸の世界もこのストレスは体の不調の原因として非常に重要な項目と考えています。

東洋医学ではストレスが体に影響すると、体を流れるエネルギーや血液、水の流れが滞ると考えます。

そしてエネルギーや血液、水が滞ることによって様々な症状が体に現れます。

例えば・・・

・体が張った感じがする

・ゲップやおならが溜まりやすい

・むくみ

などです。

そしてこのストレスが体に影響していると、あるツボに痛みが出やすいのです。

それが・・・

太衝

という写真の人差し指で示している場所です。

冒頭での問診で、普段から自分は怒りっぽくて・・・と話してくれる方の太衝を押すと、ほとんどの方が痛がります。

そして、全然感じてないですよ!と言う方も結構痛がることが多いです。(ということは、知らず知らずのうちにストレスが溜まっているのかも?)

訴えている症状にもよりますが、この太衝を痛がる方にはここに鍼をすることにより、滞りを解消できます。

現代のストレス社会でこの私がもっとも多用するツボ、それがこの太衝です。
まあ何を隠そう、私もこの太衝を押すとめちゃくちゃ痛いんですけどね(笑)

皆さんもこの太衝を押してみて痛みがあったら、勇気を出して鍼を打たれにきませんか?

新年のご挨拶と1月の営業案内

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

皆さんはステイホーム中でしょうか?何も気にせず外出できる日はまだまだ先になりそうですが、今は各自がマスクの携行や手洗いなどを徹底していくしかなさそうですね。そして免疫力向上のために、これからは積極的に鍼灸治療を受けていただきたいです。

<営業案内>
営業開始:5日火曜日
店休日:日曜、祝日

<営業時間>
月:10:00~19:00(午前中、院長診療受付)
火:10:00~19:00(午前中、院長・副院長診療受付)
水:10:00~21:00(夜、院長・副院長診療受付)
木:10:00~21:00(夜、院長・副院長診療受付)
金:10:00~21:00(夜、院長・副院長診療受付)
土:10:00~17:00

※終了時間は最終受付時間となります。

※ホームページの予約システムからのご予約は新規の方のみとなります。再診の方はLINEやメール、お電話にてご予約ください。

ゆく年くる年

今年もあと残すところ1時間を切りました。2020年は私たちの生活様式が大きく変わった一年でしたね。

2021年はこの状況が少しでも落ち着いて、医療従事者の皆様の負担が減るように願っております。

池袋ひりゅう鍼灸院は2021年も、しっかり感染症対策をして、皆様の健康の手助けをしていきたいと思っております。

それではよいお年を!2021年もよろしくお願いいたします。

新年は1月5日から あったかプレゼントをご用意

新型コロナウイルス一色だった2020年が終わり、新しい年のスタートです。東京はまだまだ不安な状況が続きますが、2021年が笑顔あふれる一年になるように、体と心を整えていきたいですね。

冷えは万病のもと。病気から体を守る免疫力は、体温が低くなるほど低下するといわれています。冷えは気血の巡りの低下を招くため、肩こり、腰痛などのつらい痛みも起こりやすくなるから要注意。日々の暮らしの中でも、体を冷やさないよう心掛けたいですね。

「池袋ひりゅう鍼灸院」は、新しい一年の始まりに際し、ご来院いただいたみなさまにささやかなプレゼントをご用意しました!

地球にやさしい貼るカイロ

大サイズは1枚、ミニサイズは2枚セットでプレゼントいたします。(たくさんご用意していますが、なくなり次第終了ですのでご了承ください)

1月5日の「寒の入り」から、2月3日の「寒明け」までは、一年で最も寒さが厳しくなる時期。背中、腰、お腹などの温めケアに、ぜひお役立てください。

2021年も、スタッフ一同、みなさまの体と心に寄り添って参りますので、よろしくお願いいたします。

いろいろなお灸 〜みそ灸〜

ご自宅で簡単にできるセルフ灸のご紹介に引き続き、ちょっと変わったお灸もご紹介します。

肌に直接お灸を据えず、お灸と肌の間に熱刺激のワンクッションになってくれるものを挟んで使う隔物灸という方法があります。

サンドイッチの具の様に、挟むものはバリエーション豊か!今回はそんな中でもちょっとおいしそう…?な「みそ灸」のご紹介です。

直接据えるよりお灸の熱さが緩和されるよう、また、お灸を取り除くときに安全なように調理用のおみそと小麦粉を練ってお灸の座布団を作ります。

じんわりお灸のあたたかさが伝わって体があたたまります。

おみその座布団の安定感がいいのでこのみそ灸は家畜の体調管理に使われたりもしています。なかなか妊娠できない牛の不妊治療に使われたり、乳牛のお乳の出をよくしたりするのにも使われるんだそうです。

来年はうし年!うしさんたちも、お灸で元気チャージ☺︎